みなさん、ChatGPTをうまく活用できていますか?
今回はChatGPTにレポートを評価させ、さらにレポートのブラッシュアップをさせる方法を紹介します!
0.ChatGPTにレポートを書かせよう
今回はレポートを用意していないので、ChatGPTに書かせたいと思います。
使用するバージョンはChatGPT3.5です。
ChatGPTの開発元である、OpenAIの推奨する以下のプロンプトの書き方を参考にします。
今回のプロンプト作成で使うのは、主にアンダーラインの箇所です。
テーマは「人口の急激な増加は、地球温暖化に影響を与えているのか」にしたいと思います。
まずは、上記の「その5:具体例を入れない「ゼロショット」から始める(後に具体例を示し、微調整する)」を行っていきましょう。

このような結果を得られたので、他の書き方のコツも用いてレポートを書いてもらいましょう。

このようなスクリプトの書き方は、他のことにも応用できるので、覚えておくと良いと思います!
1.ChatGPTにレポートを評価させよう
レポートが完成したので、実際に評価させてみましょう!
今回は以下のプロンプトを用いて評価させて見たいと思います。
あなたは、「地球環境学」の講義を行う大学教員です。
以下の***レポートを、下記の###プロンプトで評価してください
***レポート
〜〜〜
###プロンプト
私は「人口の急激な増加は、地球温暖化に影響を与えているのか」についてのレポートを評価する必要があります。
上記の***レポートに対して、
1.内容の妥当性(25点)
2.構成と論理性(25点)
3.表現と文法(25点)
4.独自性と深さ(25点)
について一言考察した上で採点し、以下の###採点フォーマットに従って、合計点を出力してください。
###採点のフォーマット
1.内容の妥当性:*点
理由:***
2.構成と論理性:*点
理由:***
3.表現と文法:*点
理由:***
4.独自性と深さ:*点
理由:***
合計:*点
1行目の「あなたは、『地球環境学』の講義を行う大学教員です。」は、ChatGPTに役割を与えています。これも小技として覚えておくとようでしょう。
これはあくまで一例なので、採点基準やテーマを適宜書き換えて使用してください。
(評価基準が示されている場合はそれにそって書き換えれば...)
では実行してみましょう。

しっかり理由をつけて採点してくれていますね!
この採点理由をもとに、ChatGPTにレポートをブラッシュアップさせたいと思います。
2.ChatGPTにレポートをブラッシュアップさせよう
ChatGPTの評価では
・具体例や統計データを追加した方が良い
・各要素を結ぶ明確な導入と結論がもう少し欲しい
・持続可能な開発や再生可能エネルギーの具体的な提案が欲しい
という指摘を受けたので、ブラッシュアップさせましょう。
今回は以下のプロンプトを用いてブラッシュアップさせたいと思います。
あなたは、「地球環境学」の講義を行う大学教員です。
以下の***レポートを、下記の###改善事項に従って、ブラッシュアップしてください。
***レポート
〜〜〜
###改善事項
1.具体例や統計データを追加する
2.各要素を結ぶ明確な導入と結論を追加する
3.持続可能な開発や再生可能エネルギーについての具体的な提案を行う
#出力:ブラッシュアップされたレポート
改善事項はChatGPTの指摘をもとに記述しましたが、ご自身で気になる点があれば適宜追加してください。
では実行してみましょう。

改善事項をしっかり守ったブラッシュアップ後のレポートが出力されましたね!
このレポートを再びChatGPTに評価させて、ブラッシュアップさせて…と繰り返すことで、レポートの質が高くなっていきます!
3.さらにレポートの質をあげるには
さらにレポートの質をあげるには、以下の方法が挙げられます。
- 参考文献を追加する
- 講義内容を絡める
- 実体験を含める
参考文献の追加に関しては、自分で読んで追加するのが一番良いですが、ChatGPTに要約させて引用するという方法もあります。
講義内容を絡めるに関しても、講義資料がPDFやWordファイルであれば、簡単にChatGPTに要約させることができます。
詳しくは次の記事で説明します。
4.まとめ
今回は、「ChatGPTにレポートを評価させ、ブラッシュアップさせる方法!」について紹介しました。
今後もこのような記事をアップしていくので、よければブックマークに追加してください!
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♂
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